1942年2月、シンガポールでタイ駐留日本軍の捕虜となり、泰緬鉄道の建設に従事した元英兵による日記を邦訳。
1942~1945年の3年にわたり、数々のスケッチとともに綴られた日記は、当時の戦争捕虜の待遇や生活を知る上での貴重な資料である。
2009年初版の同書から、一部の誤記や誤訳を訂正して刊行する「第二版」。
アルバート・モートン[Moreton,Albert]
1910年8月10日、ポルトガルのリスボン生れ。1932年、22歳で英国陸軍に入隊、2年後インドに派兵される。
1942年、シンガポールで日本軍の戦争捕虜となり、1945年までの
期間を捕虜として過ごす。1983年に死去。