環太平洋地域の関係性は、現代の国際社会において重要性を増しつつある。
これまで人類学・歴史学であまり言及されてこなかった、環太平洋地域の文化・価値観、関係性について、新たな研究成果を提示する学術誌。年1回・3月刊行。
立命館大学環太平洋文明研究センター
2013年に、環境考古学・文化人類学・地理学・考古学などの諸分野を横断する学際的研究組織として出発。環境と文明のあり方を根本から問い直し、環太平洋地域の災害と文明の興亡を解明することを目的とする。
外的研究と内的景観の横断によるけん制―ペルー、カハマルカ県の鉱山開発をめぐる事例から―
ペルー考古学における「様式」概念
地域社会と観光者のインターフェイスとしてのモノ―京都市先斗町における花の路上展示に関する一考察―
秋田県米代川流域における縄文時代の人口現象と土坑儀礼の変化―圏論的着想によるモデル化の試み―
不適切な土地開発が拡大させた災害―2019年台風15号・19号災害を中心に―
パプアニューギニア、タパ村再訪報告
先史時代人口推定法の現状と課題
2020年度立命館大学環太平洋文明研究センター定例研究会報告(第30回~第34回)