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【5/10発売】文化財が語る日本の歴史 政治・経済編

【5/10発売】文化財が語る日本の歴史 政治・経済編

書名 : 【5/10発売】文化財が語る日本の歴史 政治・経済編
編著者 : 會田 康範 下山 忍 島村 圭一
価格 : 3,300 円
初版年月日 : 2024/05/10
ISBNコード : 9784639029250
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判並製・カバー/224頁

内容紹介

好評「文化財が語る日本の歴史」をさらにブラッシュアップ!
○古代・中世、近世、近現代と時代を通して、文化財をよみとき、日本の歴史のおもしろさを紹介。
○石碑・地図・絵巻・神社文書・刀剣・近世城郭・地方文書・仏像・演説指南書・銅像・映画館・橋・戦争碑などを取り上げ、日本の政治・経済史の実像にせまる。
○「視点をひろげる」の項目を追加し、資料の多角的なよみとりの視点を示す。

文化財には、歴史を楽しむヒントがつまっている!
・神社文書から信長の動きが見える!?
・刀剣に刻まれた武士たちの思いとは?
・勝どき橋が見てきた近現代日本の姿
・昭和の戦争に翻弄された伊達政宗騎馬像の命運は?

著者紹介

會田康範(あいだ・やすのり)
学習院高等科教諭/獨協大学非常勤講師ほか
1963年埼玉県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学
【主な著作・論文】
『川が語る東京―人と川の環境史―』山川出版社、2001年(共編著)
『博物館学事典』全日本博物館学会編、雄山閣、2011年(共著)
『もういちど読む 山川日本史史料』山川出版社、2017年(共編著)
「利用者の立場からみた歴史系博物館等への指定管理者制度導入について」『歴史学研究』第851号、2009年
「博物館史における三宅米吉の位置― 「博学連携」史の一側面―」『國學院雑誌』第118巻第11号、2017年
「歴史系博物館と歴史教育・総合的な探究の時間の親和性について― 「博学連携」と高校日本史教育の課題を中心として―」青木豊先生古稀記念発起人会編『21世紀の博物館学・考古学』雄山閣、2021年
○読者へのメッセージ
文化財は、身近なところにひっそりと佇んでいます。そこから歴史を自分事として語ることもできます。
下山 忍(しもやま・しのぶ)
東北福祉大学教育学部教授/東北大学文学部非常勤講師
1956年群馬県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻修士課程修了
【主な著作・論文】
『学力を伸ばす日本史授業デザイン』明治図書出版、2011年(共編著)
『武蔵武士を歩く』勉誠出版、2015年(共著)
「学習指導要領の改訂~『歴史総合』の趣旨~」『歴史と地理』727号、2019年
「高等学校におけるカリキュラム・マネジメントの推進~埼玉県立不動岡高等学校『Fプラン』の事例から~」『教職研究』2020、東北福祉大学、2021年(共著)
「『アイヌ人物屏風』と『種痘施行図』~ 2つのアイヌ絵の教材化をめぐって~」『東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館年報』12号、2021年
『文化財が語る日本の歴史』雄山閣、2022年(共編著)
○読者へのメッセージ
文化財の教材化によって価値を広めることがその保全につながります。
島村圭一(しまむら・けいいち)
城西大学経済学部非常勤講師/宮代町文化財保護委員会委員長
1961年神奈川県生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了
【主な著作・論文】
『みて学ぶ埼玉の歴史』山川出版社、2002年(共著)
『50場面でわかる「中学歴史」面白エピソードワーク』明治図書出版、2011年(共編著)
『問いでつくる歴史総合・日本史探究・世界史探究』東京法令出版、2021年(共編著)
「上杉禅秀の乱後における室町幕府の対東国政策の特質について」『地方史研究』第249号、1994年
「近世の棟札にみられる中世の記憶―武蔵国埼玉郡鷲宮社の修造をめぐって―」佐藤孝之編『古文書の語る地方史』吉川弘文館、2010年
○読者へのメッセージ
身近な文化財に親しむことが、文化財の保護・継承の第一歩です。

目次

はじめに(會田康範)
第1章 古代・中世
【有形文化財 古文書】 古代の石碑は何を語るのか(下山 忍)
【有形文化財 歴史資料】 行基式日本図は国土をどう描いているか(會田康範)
【有形文化財 絵画】 絵巻は中世社会をどのように語るのか(柳澤恵理子)
【有形文化財 古文書】 中世の神社文書は何を語るのか(鍛代敏雄)
【有形文化財 美術工芸品】 どのような思いを込めて刀剣を社寺に奉納したのか(島村圭一)
[Column] 高野山奥の院―納骨信仰と20万基の墓石―(下山 忍)

第2章 近世
【記念物 史跡】 近世城郭はどのような役割を担ったのか(石野友康)
【有形文化財 歴史資料】 地方文書はどのようにつくられ残されたのか(島村圭一)
[Column] 忍城水攻めと石田堤(島村圭一)
[Column] 藩邸から公園へ―公的空間の広がり―(會田康範)

第3章 近現代
【有形文化財 彫刻】 仏像はどうやって守られてきたのか(門脇佳代子)
【未文化財 歴史資料】 演説指南書は人々に何を教えたのか(山下春菜)
【有形文化財 彫刻】 銅像は何を語るのか(下山 忍)
【有形文化財 建造物】 絵画館は近代日本の姿をどう表象したのか(會田康範)
【有形文化財 建造物】 橋は何をつなぐのか(會田康範)
【有形文化財 墳墓・碑】 戦争碑は何を語るのか(下山 忍)
[Column] 工作機械を動態保存―日本工業大学工業技術博物館―(島村圭一)
[Column] 世界遺産と日本遺産(會田康範)

おわりに(會田康範・下山 忍・島村圭一)

*複数の時代にわたって論述したテーマについては、便宜的に主な時代の章に振り分けた。
* 未文化財として、指定登録されていないものも前著と同様に扱うことにしている。その意図することは、「はじめに」に記した通りである。

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