縄文人にもファッションがあった!
編布研究に半生をかけ、編布の数々の謎を解明した名著の増補版。
「研究は続くー世界の編布と縄文人の豊かな発想ー」を増補。
・日本最古〈縄文〉のまぼろしの布、「編布」の謎が解けた
・衣を付けた土偶や、出土遺物から、素材・道具・制作技法を解明
・縄文時代のファッションを復元
※本書籍には新版がございます。
縄文の衣―日本最古の布を復原【新装版】
尾関清子(おぜききよこ)
愛知県江南市生まれ。
愛知県立尾北高等学校卒業、名古屋工業大学工業化学科内地留学。東海学園女子短期大学名誉教授。専攻は生活文化史。日本生活学会研究奨励賞(1988年)、第5回相沢忠洋賞(1996年)受賞。2018年、立命館大学より縄文時代の編布研究により博士(文学)取得。国内史上2番目の高齢(当時88歳)での博士号授与として話題となる。
主な著書に、「縄文の布 日本列島布文化の起源と特質」(雄山閣2012 増補版2018)
増補版に寄せて
初版 はじめに
1 出会った縄文人の布
2 縄文人の布は細く長く生きた
3 縄文人の衣服の謎
4 縄文の布の謎解き
5 ついに縄文人の布は復原できた
6 編布の衰退と今後のゆくえ
7 研究の中で
8 [増補]研究は続く―世界の編布と縄文人の豊かな発想
増補版 あとがき