環太平洋地域の関係性は、現代の国際社会において重要性を増しつつある。
これまで人類学・歴史学であまり言及されてこなかった、環太平洋地域の文化・価値観、関係性について、新たな研究成果を提示する学術誌。年1回・3月刊行。
立命館大学環太平洋文明研究センター
2013年に、環境考古学・文化人類学・地理学・考古学などの諸分野を横断する学際的研究組織として出発。環境と文明のあり方を根本から問い直し、環太平洋地域の災害と文明の興亡を解明することを目的とする。
論文
生態学的環境と複雑社会の性格(中嶋直樹 )
研究ノート
モンゴル北部ウランブルガス湖の珪藻および花粉化石群集と完新世後期の環境変化(福本侑・藤木利之・那須浩郎)
不適切な土地利用が拡大させる災害―災害と舟・鉄道・自動車による流通の関係―(高橋学)
垣ノ島 B 遺跡出土漆糸製品の編布案と復原実験中間報告(尾関清子・末松万由子・矢野健一)