
世界文化遺産が照らし出す日本
日本各地に存在する世界文化遺産の核心に迫り、それらをつなぐことで、今までとは少し異なった視点から日本のこれまでを振り返る。

熊倉 浩靖(くまくら ひろやす)
1953年 群馬県高崎市に生まれる。
1971年 京都大学理学部入学。全学連・全共闘運動に参加し中退。
京都大学在学中から上田正昭教授に師事。
1975年 井上房一郎氏の指導のもと、高崎哲学堂設立運動に参画。
その後、シンクタンク勤務、群馬県立女子大学教授・群馬学センター副センター長を経て、現在、高崎商科大学特任教授。一般社団法人世界文化遺産地域連携会
議理事ほか。
著 書 『古代東国の王者─上毛野氏の研究─』(2008年)雄山閣
『日本語誕生の時代─上野三碑からのアプローチ』(2014年)雄山閣
『群馬県謎解き散歩』(2013年)新人物往来社
『「日本」 誕生 東国から見る建国のかたち』(2020年)現代書館
『ユネスコ世界の記憶 「上野三碑」 を読んでみましょう~あなたにも読める日本最古の石碑群~』(2024年)雄山閣
その他、編著・共著書多数。

日本の世界文化遺産をたどる旅に
時間軸に沿ってまずは一つずつ
〝日本という文化的空間〟の形成
「日本」という国家の誕生
千年の都と多様化する〝日本〟
銀の国・金の国ジパング
元和偃武─再建された「日本」
平和国家「日本」への階梯
照らし出された〝日本〟
〝日本の歴史〟を振り返る