
国産大豆を使用した安全な自家製の手前味噌をつくってみませんか。
自分がつくった味噌を使う「お母さんの味噌汁」が、日本の食文化を再生します!!
第34回「今和次郎賞」受賞の名著復刻!!
本書は、弊社より2009年1月に〈初版〉を出版いたしました。
今回の〈新装版〉刊行にあたっては、〈初版〉を底本として、明らかな誤字・誤植の修正を行っております。
なお、本文中に掲載されております桶・樽店やこうじ店等の情報は、初版当時の資料的価値を考慮し、2009年当時のままの掲載といたしました。何卒ご了承願います。(雄山閣編集部)

石村眞一(いしむら・しんいち)
一九四九年岡山市に生まれる。福島大学教育学部卒業。博士(工学)。
専攻:デザイン史・デザイン文化論。
郡山女子大学附属高校教諭、九州芸術工科大学教授を経て、現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。
福岡県文化財保護審議会専門委員。
主著書『桶・樽 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』『まな板』(法政大学出版局)。
一九九七年日本文化藝術財団日本伝統文化振興賞受賞。

一章 自家製味噌は何故衰退するのか
二章 日本人の食生活と味噌づくり
三章 自家製味噌と味噌桶の変遷
四章 現代における自家製味噌のつくり方
五章 味噌の栄養と調理
六章 自家製味噌の継承
資料
一.全国のこうじ店一覧
二.全国の桶・樽店一覧