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【2/25発売】日本書紀の成立と伝来

【2/25発売】日本書紀の成立と伝来

書名 : 【2/25発売】日本書紀の成立と伝来
編著者 : 小林 真由美 鈴木 正信
価格 : 9,900 円
初版年月日 : 2024/2/25
ISBNコード : 9784639029656
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5上製・カバー/376頁

内容紹介

日本古代史研究の基礎資料、『日本書紀』
その『日本書紀』の記述がどのように生み出され、どのように伝わり、どのように受容されていったのか。日本古代史や国文学を専門とする16名の研究者が、それぞれの専門分野の視点から考究する。

著者紹介

小林 真由美(こばやし まゆみ)
略歴
成城大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学
博士(文学)(成城大学)
現在、成城大学文芸学部教授
〈主要著書・論文〉
『日本霊異記の仏教思想』(青簡社、2013年)
「東大寺諷誦文稿注釈(一)~(八・結)」(『成城国文学論集』36~43、2014年~2021年)
「『東大寺諷誦文稿』の文体について─附・『東大寺諷誦文稿』段落一覧─」(『成城国文学』38、2022)

鈴木 正信(すずき まさのぶ)
略歴
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
博士(文学)(早稲田大学)
現在、成城大学文芸学部准教授
〈主要著書・論文〉
『大神氏の研究』(雄山閣、2014年)
『日本古代の氏族と系譜伝承』(吉川弘文館、2017年)
『日本古代の国造と地域支配』(八木書店、2023年)

目次

第1部 『日本書紀』の構造と受容
雄略紀朝鮮半島記事の編述(瀬間正之)
「和銅五年上奏日本紀」について―『古事記』の撰録をめぐる一つの臆説―(加藤謙吉)
自敗自服する賊虜と日本書紀β群の編修―太安万侶の関与をめぐって―(葛西太一)
『日本書紀』の「武」について―国土をひらく英雄たち―(小林真由美)
日本書紀講書と竟宴和歌―「飛騨の匠」の形成と流布―(水口幹記)

第2部 『日本書紀』の氏族と天皇
倭国造・倭直氏の祖先伝承(篠川 賢)
広域地名を冠する氏族から見る『日本書紀』(中村友一)
『日本書紀』の蝦夷関係記事に関する基礎的考察―エミシ表記論の視点から―(永田 一)
安閑后妃関係ミヤケの歴史的位置(堀川 徹)
武渟川別の東国平定伝承について―静岡平野の古代氏族の歴史的意義―(須永 忍)
古代・中世移行期における神器と天皇―剣璽を中心に―(井上正望)

第3部 『日本書紀』の伝承と説話
片岡山飢人説話の形成―『日本書紀』『日本霊異記』『万葉集』から―(三舟隆之)
山上憶良「世間の住まり難きを哀しみし歌」と「五節舞」(中川久仁子)
『日本書紀』崇峻即位前紀七月条と四天王寺の創建―「厩戸皇子」像の検討―(榊原史子)
古代の鵜飼と贄(小川宏和)
ヤマトタケル伝承と廬原国造―「焼津の火難」をめぐって―(鈴木正信)

あとがき(小林真由美)

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